2017年8月2日水曜日

現場へ差し入れブギ

我が家の着工は4月末。5月の連休をはさんで基礎配筋に基礎打設と進んで上棟は5月22日。6月には大工さんによる内装木工事が始まった。6月といえばこれから本格的に暑くなる、という時期。そして引き渡しは9月の前半が予定されている。

つまり、我が家の建設に関わる職人さんや業者さんは、うだるような暑さの中、エアコンのない現場で汗水垂らして必死に働いてくれてるということ。

それならば多少の出費は覚悟して、精一杯の差し入れを振る舞うのが施主の務め。人としての最低限の思いやり。そうゆう気配りが建物の最終的なデキにも関わってくるだろう。

と、着工する前は自前のクーラーボックス買い込んで、その中に常に飲み物入れといて、少なくなったら補充する。みたいな差し入れプランを練っていた。運良く休憩時間に出くわしたらアイスでも差し入れたいねと妻とは話し合っていた。

しかし、着工からずーっと、工事が終盤に差し掛かって大工さんと現場で遭遇する確率もめっきり減ってしまった現在まで、ほとんど差し入れできんかった。てへ。

毎週火曜日には昼休みにぼく1人で。木曜と土曜は妻と2人で現場へ足を運んだ。週3で通ってたのにほとんど差し入れしてない。てへ。

理由はいくつかある。

大工さんが自前のクーラーボックスを持ち込んでいて、その中はいつも飲み物が潤沢に用意されているということ。大工さんが自分のセンスで自分の好きなドリンクを持ちこんでるのに、好きかどうかわからない飲み物をぼくらがぼくらのセンスで選ぶ。なんか恥ずかしいわ。

そのときに作業しているひとが何人かわからない。人数分置いていったつもりで実は足りなかったら恥ずかしい。持ってきた飲み物がすでに足りてない可能性もあった。このリスクを回避するためにぼくらがクーラーボックスを用意する作戦をたてていたが大工さんに先を越されたためぼくらが持ち込み難くなった。

大工さんは基本的にぼくらの前で飲み食いしない。差し入れする時は「飲み物持ってきたんでココに入れときます」と言って大工さんのクーラーボックスに飲み物を入れてオイトマする。なかなかのショボさ。

あと最も多い理由として、単純に忘れっちまったってこと。仕事の帰りだと買い物するのが億劫だし早く見に行きたい衝動で飲み物のことなんか頭っから飛んでっちまう。



まあチロチロと言い訳を書き並べたけど、実際のところ差し入れなんてする必要があるのかね。こっちは2000万円近い銭払ってんだからそんなに気ぃ使う必要ないんじゃないかね。どうかね。そりゃあ変な仕事されちゃあ困るから、家が完成するまでは下手に出て気持ちよく仕事してもらってできる限りのクオリティで仕上げてもらいたいって気持ちはわかる。

わかるけど、素人の浅知恵というか、こっすいわぁ。

注文住宅の施主として、もう少し堂々としてたいね。

金なら払う。ベストを尽くせよと。

まあ、大工さんや職人さんは飲み物寄こせなんていってないけどね。

小心者の施主が勝手に気ぃ使ってるだけ。


差し入れしたいけどタイミングがわかんなくて全然差し入れできなかった奴がいちばん小心者だけどね。





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【撮影】和栗のお宅訪問