2017年8月3日木曜日

洗面台がダサくてつらい

2017年8月1日 洗面化粧台 施工

Panasonic C-LINE W1200 オーク柄
 
洗面化粧台。男のぼくは歯磨きか髭剃るときくらいしか使わない。基本的に家族しか使わない。普通の間取りなら風呂の前だし、北側の1階だし、用事がなければいかないし。行っても1日2〜3回だし。

ってことであまりこだわるところはないと思ってた。最初は。

W建設の標準はLIXIL「MV」、Panasonic「C-LINE」、TOTO「STシリーズ」の3つ。

LIXILはビルダー向けの商品でたぶんTOTOもビルダー向けだと思う。正直くわしく聞いてないし調べてもないから詳細は不明。

ずいぶん前のことだけど、ホームセンターでなんとなく洗面化粧台を見ながら歩いてたら「人工大理石!」と書かれたどう見てもただのプラスチックの洗面ボウルに衝撃を受けた。人工大理石ってこんなにちゃっちいの?と。ここでみた洗面化粧台もLIXILやTOTO製だったと思う。

各社ショールームでみた洗面化粧台はさすがにホームセンターほどちゃちくなかったけど、全体的になんつーか、ダッサいよね。すごくダサいよね。

この無垢でピュアで純粋でイノセントな気持ちを設計さんに告げた。そして問い詰めた。なんでこんなにダサいの?と。こん中から選ばなかんの?と。

他から選ぶのはいいけど差額は発生しますよ、と設計さん。そりゃそうだ。PanasonicのラシスとかLIXILのルミシスとかにすればカッコいい洗面化粧台は手に入る。でももともとそんなにコダワリのない場所だもん。そんなに金かけたくないわ。でもダサい洗面化粧台が嫌なら大金積むしかないのか。悩む。

Panasonic ラシス

僕らがよくやるのはメーカーの洗面化粧台を下のキャビネットだけ使って、壁に別の鏡を貼り付けるってゆう方法ですね。と、設計さん。

・・・・・・。

あ、なるほど。メーカーの洗面化粧台がどうしてダサいかわかった。洗面ボウルと鏡の間のミドル部分がプラスチックの板で繋がってるのがダサいんだ。

例えばLIXILのL.C。たぶんMVはこいつのビルダー向けカスタムモデルだ。

リクシルWEBサイトより

特にここ。ミドル部分。

ここね


水栓がミドル部分の壁付けになってるから汚れにくいとかって世間ではこうゆうデザインがもてはやされているけど、ダサいから。根本的な問題としてダサさがクローズアップされるべき案件だから。これ。

設計さんが言う方法、洗面化粧台のキャビネット部分と鏡の部分を切り離して鏡を別のものにするという方法。このタイプではできない。水栓がミドル部分の壁付けだから取り外せない。

これができるのはPanasonicのC-LINEだけ。C-LINEはPanasonicの洗面化粧台の中でもかなりランクの低いシリーズ。上位機種のウツクシーズはLIXILと同じ水栓が壁付けのタイプ。もちろんダサい。高価なのにダサい。

C-LINEも普通にプランニングしたら同じようにダサい。

Panasonic C-LINE


うん。ダサい。しかし水栓は洗面ボウルに直付けされており、ミドル部分が取り外せる。

Panasonic WEBサイトより

 上の写真はPanasonic公式のプラン例。ミドル部分がなくて壁一面をPanasonicのキッチンパネルが張ってある。もちろん、普通の壁紙のままでも施工できる。

見えてきた。

ぼくらの洗面化粧台はC-LINEとする。

つづく





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