2017年7月10日月曜日

2017年5月30日 窓設置

この日も昼休みに現場へ行く。前日までただの穴だった箇所に玄関ドアや勝手口、そして窓が設置されていた。



ということで窓のはなし。我が家の窓は工務店標準。LIXILの半樹脂窓サーモス2H。工務店やハウスメーカー巡りをしていた頃に植え付けられたオール樹脂サッシ信仰にすっかり侵されていたぼくはYKKのAPW330で見積りとったりしたけど最終的にはサーモスに落ち着いた。

オール樹脂サッシでもそんなにオプション代はかからなかったと思う。思ったよりね。でも神戸は瀬戸内海に面した比較的温暖な地域だから断熱性能はそんなに必要ないかなと。雪なんて滅多に降らねーし。降っても積もらない。それより海風や紫外線によるプラッチックの劣化のほうが気になる。そう考えると外がアルミで内が樹脂の半樹脂サッシがこの地域では最適なんじゃないかと思った。妻は好きにしていいよと言ってくれたから結構迷ったけど、この選択は間違ってないと思う。

工務店標準の窓はLIXILのサーモスとYKKのエピソードが選べた。最初はネットのクチコミでエピソードの評判が圧倒的によかったから迷わずYKKを選んでいた。しかしW建設の完成見学会で実際にエピソードの横滑り窓を操作した妻が「なんか挙動がチャチかった」とバッサリ。たしかオペレーターハンドルだったと記憶している。この時、妻の脳髄にオペレーターハンドルに対する異常なまでの拒絶心が植え付けられた。その後、他の見学会に参加したりモデルハウスを見学した結果、我が家ではエピソードの採用を見送ることとなった。

サーモスはクチコミで開け閉めが硬いと言われることが多いようだ。しかしその硬さが妻には「しっかり閉めてる感」があると評価された。昔から良いモノは重くて硬い。オーディオは重ければ重いほどいい。ジッポの蓋は硬くて当たり前。名前に重厚感のない奴は出世できねぇ。うちの妻のそーゆーありがてー教えだバカヤロウ。ってことでうちの窓はサーモスになった。そしてすべての滑り出し窓はカムラッチハンドル仕様となった。高い位置の開けにくい窓でもカムラッチハンドルだ。あとあれ、サーモスって見た目がスッキリしてる。特に家の中からの見た目が。フレームインってやつ。あれでスッキリ。

うちは1階に寝室があって2階バルコニーもないから掃き出し窓ってゆーの?人が出入りできるデカい窓。あれがない。そのぶん費用が抑えられるから窓で追加オプション代は発生しなかった。2階リビングに縦滑り-FIX-縦滑りの連窓があってそれが2700ミリくらいある巨大な窓だけど追加はなかった。下の写真右側の窓。左も縦滑り-FIXの連窓で、左右の窓を合計すると4500ミリくらいある。



失敗したなーって思ったのは1ヶ所だけ。階段昇ったさきで左を向くと縦滑り窓があって上の写真でいうと1番左の縦長の窓なんだけどその窓を開けると屋根の破風にぶつかっちまう。なにこのまぬけ。どうしてそんなことになったかってゆうと、北側斜線の都合で屋根が桁落ちしてるから。この部分は天井も斜めに低くなってんの。屋根が低いから窓と破風が干渉しちゃってんの。もぅなにこのまぬけ。設計さんに言ったらストッパー付けますだって。許す。

W建設の標準仕様で1階は防犯ガラスとシャッターが選べる。うちは掃き出し窓がないし、ほとんどの窓が横長でスタイリッシュかつクールかつダイナミックかつグレートかつマーベラスだからシャッターボックスが邪魔。ということで1階すべて防犯ガラス、シャッターなし。また、侵入されにくいことと見た目のかっこよさを優先して窓を配置した結果、室内の高いところに横滑り窓を多く取り入れた。気がつくと我が家には引き違い窓が皆無となっていた。

ここでひとつ問題が浮上。侵入されにくいということは内から外への脱出も困難だということ。打ち合わせ中、そのことに気付いたぼくは、火事になったらどうしよう、と呟いた。

設計さん「・・・なんとか、玄関までww」

wwじゃねーよ。NOEXITじゃねーか。3人で頭付き合わして考える。結果、玄関と対角に位置する洗濯物干し部屋に勝手口を設けることとした。また、2階は小さなサービスバルコニーがあるからそこに避難ハシゴを置いておこうとなった。が、サービスバルコニーの外壁側の開口部は高い位置にある。人は出られない。これもカッコいい外観のためだったが普通の腰壁高さまで開口部を拡げるしかなさそうだ。

2階にいたらホントに出口ないもん。




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【撮影】和栗のお宅訪問