2017年7月13日木曜日

和栗の壁と軒天と

今回もまず全体像から。フルカラーで。


これも窓が違うけどな

外壁の色味は間取りが大体固まって家の形状がハッキリしてきたころから夫婦の間では共通のイメージができていた。ベースは墨のような濃い灰色の塗り壁、1階の引っ込んだ部分はアクセントに木材のテイスト。素材はもちろん本物を使用。塗り素材のサンプルを何枚か設計さんから見せてもらって夫婦ふたりとも一目惚れしたのがジョリパット。すげぇジョリジョリしてる!ってかゴツゴツしてる。ベースの塗り壁はジョリパットに決定。アクセントは木材のテイストだから無垢の羽目板に決まってる。あー見積り出るのが楽しみだ。

見積りの結果、もうめんどくさいから合計してボンヤリ書くけどプラス140万くらいだって。ふーん。まあなんとかね、他の部分で調整してうまいことやればどちらかは実現できないこともないかなーと考えていろいろ考えて議論に議論を重ねて悩みに悩んだ結果、わりと早い段階でどちらも似たテイストの窯業サイディングに変更。

で、外壁材はベースに濃いグレーの塗りサイディング、アクセントにユーズド感のある木目調の縦張りサイディングとなった。


フィオット チャコールチタンブラック

エストレモウッド エストレモチタンブラック


このサイディング。どちらもKMEWの親水セラ。少しでも耐久性を持たせたいとスーパーKMEWシールで施工することに。提示されたオプション代は275300円也。大金ではあるけど、妥当かな?安いかも。だってこのサイディング、施工直前で大規模な変更があったらしく、光セラと親水セラが統合されて全て光セラになってしまったのだ。W建設は我が家のサイディングをぼくらに何の相談もなく勝手にKMEWの窯業サイディング最高クラスに変更してしまった。

値段据え置きで。

ほんま、こいつら分かってんな。

施行された


上の写真で少し見えてる軒天について。軒天はずっとずっと木目にしたいと思っていてかなり早い段階で商品は選んでいた。このとき設計さんが特にオプションとも何とも言ってなかったから差額なしでいけたと信じきっていたら打ち合わせもいよいよ大詰めという段階になって突然見積りに追加されていた。静かに、何も言わず、しれっと、したり顔で、8万円くらい乗ってた。

いやね、この段階になると減額調整でけっこう身を切る思いをしてるわけ。5千円とか6千円のオプションも悩みつつ泣く泣く諦めたりしてるわけ。ここへきて8万の追加はキツイわ。今まで減額対象になった数々のアイテムたちに会わす顔がないわ。木目の軒天はぼくのこだわりで、妻のこだわりではないから「コレに8万払うならアレとアレとアレとアレとアレも残したかった」と言われても仕方ない。というかぼく自身もそう思う。

ということで木目の軒天はやめた。そのことを設計さんに伝えた。その時、「なんか急に見積り載ってきたし、載せるの遅いし」ってイヤミを付け足しといた。そしたら次の打ち合わせで木目の軒天がサービスになってた。

嬉しびっくりなぼくらに設計さんが言った。ここは木目でいきましょう!コッチも見積りに載せるの遅かったし、もうここは木目しか考えられないです、今になってベッタリ塗装はあり得ないっす!

こいつホント分かってんな。YDKやな。



コーキングまだやねん
 

上の写真はオーバーハング部分だけど軒天も同じやつ。どっちにしろ本物の木じゃねぇけどな。大満足。

軒天に関しては一悶着あり。上棟して間もないころ、現場を見に行くと屋根がかかってて構造用合板も張られてて家の形がハッキリできててテンション上がりまくって大工さんがハシゴで2階にあがっていいって言うから2階からの眺めを堪能してたところ、軒天がまっしろ。え?無塗装やん。ってか真っ白やん。あ、これから塗るんやんな。木目に?いやいやいや。そんなことないやんな。

違う板張られてもうた。さっそく大工さんに報告。大工さん、冷静にその日たまたま現場に来ていた監督とゴニョゴニョ。ぼくら、このとき監督さんと初対面。で、プチ会議から戻って来た大工さん。「間違いでした。正しい軒天取り寄せて上から張ります!軒天、丈夫になりますよ!2倍の厚みですから!」最初から真っ白い軒天なんか仕様書に載ってないんだから発注する前に、施工する前に、誰か気付けよ。だが許す。

2017年6月24日
サイディング張り〜コーキング施工完了

2017年7月13日
足場撤去

 
 

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【撮影】和栗のお宅訪問