2017年7月17日月曜日

和栗の建具

建具の定義がようわからんのだけど、たぶんドアとか扉とか戸とか巾木とか回り縁とかドア枠とかかな。和室なら障子とか床の間とか襖とか見せる柱とかもそれにあたるかも。やっぱようわからん。

我が家の場合、妻のこだわりでとにかく統一感が最優先。色味や柄がチグハグにならないように、建具の各パーツを慎重に選択する必要がある。

統一感をだすのに最も手っ取り早いのはメーカー、シリーズ、ブランドで統一させること。建具だけならこれだけで統一感は持たせられる。しかし我が家のこだわりは建具だけにとどまらない。妻の要望を満足させるにはキッチンや風呂や洗面化粧台などの住宅設備、窓サッシや窓枠、さらには家電のデザインまで統一したいところ。

これがまあまあ難渋した。例えばLIXILのクリエシリーズで統一すればいとも簡単にクリアできる。建具、サッシ、住設に至るまですべてLIXILを採用すればクリエカラーで統一できる。でもクリエシリーズって万人ウケする無難なカラーしかないのね。どうも地味というか建売臭がする(個人の見解です)というか、できれば避けたいところ。

そこでぼくらが目をつけたのがPanasonicのベリティス。ベリティスはLIXILのクリエシリーズと同じで、建具や造り付けの家具、住設、フローリングなどをPanasonicで揃えれば同じ柄と色で統一できる。そしてクリエカラーよりぼくらの好みに近いテイストの木目。ユニットバスを選ぶ際に決め手となったパネルの柄、メープルがそのベリティスカラーのひとつだった。

ユニットバス、キッチン、洗面化粧台、建具、そしてフローリング。すべてをベリティスのメープル柄で揃えればそりゃあもうPana Homeで建てるよりうちらのほうがパナホームだろ。

W建設は完全自由設計だから基本的に何でも選べる。一応標準の設定はあるが予算の許す限り自由。住設はすべてPanasonicが標準で選べるから楽だ。ベリティスの色柄は差額が発生するものもあるが気になる程ではない。標準の設定がないのは建具、造り付け家具、フローリング。これらも採用するのはぜんぜん可能。W建設の仕入れ値次第で差額が発生するものもあれば発生しないものもある。見積り次第。

なんだけど、まあ安いわけないわな。うちはTVボードを置かずにLDKの壁にどデカイカウンターを何枚か付けてそれにAV機器を集約させる計画だからベリティスでそんなカウンター作ったら金がいくらあっても足らんわ。フローリングも高いし、建具もチリツモでえらい金額になるのは目に見えている。あとベリティスのフローリングはやっぱり和風にならない。

ともあれ、フローリングが決まらなければ統一感ウンヌンの話もできやしねぇ。フローリングをどうにか決めないと。

このタイミングで設計さんから出されたのが前の記事にも登場したアノ写真。


EIDAIの建具系カタログより


このカタログ写真の雰囲気に一目惚れしたぼくは建具もこのまま採用したいと思った。その情報はこの写真の隅に小さく書かれていた。

ネイキッドライト

EIDAIの建具や造作カウンターなど、様々な設備に設定のある色柄だった。もうこれしかない。我が家の建具は、ネイキッドライトで統一する。

建具はネイキッドライトに決定したが、こうなると住設をどうするか。この時点で住設のすべてをPanasonicで統一するイメージが出来上がってしまっていた。と、いうことはPanasonicの住設に設定のある色柄の中からネイキッドライトに近いものを探すのが手っ取り早い。

ネイキッドライトのサンプルを持ってPanasonicのショウルームへ。慎重に比較した結果、ベリティスのオークがかなり近いことがわかった。

こうしてキッチン「ラクシーナ」と洗面化粧台「シーライン」のパネルをオーク柄に。ユニットバス「オフローラ」だけはオーク柄がないためもともと予定していたメープル柄を採用することになった。


キッチン・ベリティスのオーク柄


ドア・EIDAIネイキッドライト


うん。そっくり。



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【撮影】和栗のお宅訪問