2017年7月5日水曜日

どんな家を建てるか


W建設と契約した当初、waguri家では妻の両親とぼくら2人の大人4人で暮らす家を計画していた。といっても2世帯住宅なんかは考えておらず、両親それぞれの部屋とぼくら夫婦の寝室があればいいから3LDKというごくごく普通の間取り。

妻は虫が嫌い、というか虫がムリだから洗濯物は部屋干しと決めている。だから洗濯物干し部屋はいるがベランダやバルコニーはいらない。風呂は大きく1620で。LDKには仕切りのない小上がり畳コーナーを最低3畳。外壁はカッコよくジョリパットと羽目板で。床は無垢かPanasonicのアーキスペックで。とかいろいろ言ってた。

しかし間取り作成が最終段階に差し掛かった頃、突如両親がいっしょに住むのはやめようと言い出した。というか義母さんが言い出した。こちらとしては義父さんの身体が心配なこともあるから少しだけほんのちょびっとだけ説得したが、義母さんにも思うところがあるらしく意思は固い。たぶん今が気楽でそこそこ楽しいのだろうとぼくらは解釈した。

ということでこれまでのプランを急遽練り直し、無駄を排除し、二人だけが愉快に暮らせるアイデアやデザインを盛り込んだ末、やっとこさ夫婦二人の1LDK+いろいろの間取りが完成した。W建設の設計士さんにはなかなか迷惑な客だったと思う。間取りだけで打ち合わせ20回はした。だって、何回やってもタダだっていうから。

そんな我が家のコンセプトは和栗。外壁の色や内装建具の色、家全体の形、床の材質と色、住設の配置と色、我が家を構成するありとあらゆる要素の数々。それらを選択する場面、ときには自らデザインしたものもあった。そんなとき、ぼくらの頭の中にはいつも和栗があった。二人とも栗みてぇな髪型してるから。

妻が和栗が好きと言ったから
我が家の意匠は
和栗コンセプト

和栗のいえ、2ヶ月後くらいに竣工予定。

和栗はあくまでコンセプト。他人から見て和栗っぽさなんて特にない。

なくていい。




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【撮影】和栗のお宅訪問