2017年7月30日日曜日

waguri’s kitchen Heaven


我が家のキッチン、ラクシーナ。

最初の計画ではI型キッチンを造作壁にくっつけてなんちゃって対面キッチン+カウンターというよくあるプランで進んでいた。これなら差額はカウンター造作代だけで済む。


造作壁をキッチン扉パネルと同じ色柄にしたいと妻。似た柄はありますと設計さん。全く一緒にはならないでしょと妻。

なるほど。ふむふむ。

なんちゃって対面キッチンだとコンロの前に耐力壁がつくのがイヤ。ズビーンと視界が開けてるのがいいと妻。なんちゃって対面キッチンでもレンジフードをサイドタイプに変更して油はね防止のガラスのつい立てを付けたら耐力壁をなくせますよと設計さん。造作壁の立ち上がりの前につい立てが付いたら変と妻。

なるほど。なるほど。ふむふむ。

では造作壁の立ち上がりを高めにしたらどうかと設計さん。それはそれで視界がズビーンと開けないからダメと妻。耐力壁をガラスに変更できますよと設計さん。掃除が大変と妻。

なるほど。ふむふむ。なるほどなるほど。

キッチン前のカウンターって要る?と妻。え、うん。朝のコーヒーとかダイニングテーブルにしっかり座らない感じで半ば立ってる感じでしっぽり喫したいと訴えるぼく。コレがあると電話機置いたり新聞紙や雑誌が置きっ放しになったり使ったコーヒーカップがいつまでも置かれたりしてせっかくのキッチンがずっと片付かない場所になる気がすると妻。




・・・・・・・・・。

アイランドだよね。

アイランドキッチンにしたいんだよね。

よくよく聞いてみると家を建てると決まる前からずっとずっと憧れてたとのこと。でもコストがかかるからたぶん無理だと思って諦めていたとのこと。でも考えれば考えるほど自分の理想はアイランドキッチンだと。アイランドキッチンでなければこの家丸ごと好きになれないかもしれないと。なんちゃって対面キッチンをdisりながらそのことに気づいたそうな。

じゃあ、アイランドにしちゃおうよ。うちの間取りだとLDKの幅的に片側が壁についてるペニンシュラしか採用できないけど、ぼくってほら、知多半島の田舎町の出身だからアイランドよりペニンシュラのほうが性に合ってるっつーか、ペニンシュラのほうが名前がカッコいい。

ということで、我が家のキッチンはペニンシュラタイプを採用することになったんだけどラクシーナではフラット対面タイプっていうそのキッチンにはフロートタイプってゆうキッチン全体が浮いて見えるやつがあってどうせならそれぐらいカッコつけちゃえって思って見積りだした。

フロート対面プラン(ペニンシュラ)オプション差額約23万円。

ぼくらはアイランドキッチンってそうとう高額になると思い込んでた。ぼくらの予想では50万円くらいいくのではと。だから、その、大金ではあるんだけど、約23万円という金額を見て、思わず「あんがい安くね?」とか思っちゃった。

フロートではない普通のペニンシュラだと18万円くらい。そしてラクシーナにはもうひとつのペニンシュラ、スリムタイプがある。普通のペニンシュラが奥行き933ミリなのに対し、スリムタイプは750ミリ。壁付けのI型が奥行き650ミリくらいだからスリムタイプといってもカウンターは広い。こいつのオプション差額が15万円くらい。

メジャーを片手に奥行き933ミリをシミュレーションしてみる。新たな事実。キッチンの向こう側が遠い。とても遠い。出来上がった料理をキッチンの向こう側のひとに渡そうと思っても遠くてしんどい。妻の身長だとなおさら。これは自宅で料理教室とかするひと用のやつだ。複数人でキッチンを取り囲んでわちゃわちゃする用のやつだ。というぼくらの結論。

妥協でもなんでもなく、素直にスリムタイプがいい。スリムタイプはフロートにできないしキッチンの前面を収納にしたりカウンターにしたりできないけど収納はカップボードで十分だし妻はマジでカウンターを邪魔だと思ってるし和風の雰囲気とも会わないから。

こうして我が家のキッチンはPanasonicのラクシーナ、フラット対面プラン(ペニンシュラスリムタイプ)に決定した。

レンジフードはW建設標準の10年掃除が要らない「とってもクリーンフード」をサイドタイプに変更した。が、ショウルームで実物を確認したらダクトが分厚い!

サイドタイプなのにデケェ!
右上のシルバーの巨大な箱がソレ

これじゃあフラット対面にした意味が半減。耐力壁なくした意味が半減。ということでレンジフードは上記写真右側のスクエアサイドフードSタイプに。すべてはズビーンと開けた視界のため。壁付けならほっとくリーンフードが標準だからスクエアサイドフードSタイプでマイナスオプションになるかなと思ったらフラット対面プランだとスクエアサイドフードが標準とのこと。ちっ。

あとは全部妻任せ。だから水栓がグースネック(28,500円)になってたり、扉パネルが2クラス上のベリティスカラーのオーク(22,500円)になってたり、コンロがトリプルワイドガス(125,000円)になってたりして正直盛りすぎじゃね?と思ったけどステキなキッチンにしてくれてアリガト。カップボード(233,000円)も入れるとキッチン周りのオプション総額615,000円也。

我が家でもっともハイコストな場所になった。




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【撮影】和栗のお宅訪問