ぼくらは今、家を建てている。
決して景気がいいとは言えないこのご時世に、うん千うん百万円もの大借金をして、家を建てている。
頭金0円でフルローン。
石橋を叩いて砕いて残骸をスッキリ掃除してから新しい橋を架けて渡るタイプの慎重派の人びとには正気の沙汰とは思えないかも。
自分でも信じられないんだけど来年ぼくは40才になる。おっさんである。しかし3年前は学生だった。30半ばでハイティーンのクラスメイトと専門学校の講義室で机を並べてお勉強するのはちょっとキツかった。
が、そのおかげで国家資格を取得して、今の楽しい職場(気の利いた嫌味)にありつけている。
何が言いたいかというと、貯金はないが時間もない!ということ。
結婚して以来、ずっとぼくら夫婦が夢見てたマイホームの建設。
時間的には、今しかない。
年齢的に今が最初で最後のチャンス。
超低金利時代の到来
住まい給付金
住宅ローン控除
資格で入職した職場での勤続が1年を経過
学生時代に作った借金の完済
0金利政策の影響かどうか知らないけど銀行が金を貸したがってるこの現状
すべての事象が追い風となって、ぼくらの夢を後押しした。
さらにぼくらの強いミカタとなってくれたのが、ぼくらが夢の建築を託したW建設と、ぼくらの夢の軍資金を調達してくれた地元地方銀行だ。
W建設は中間金を取らないという珍しい制度でぼくらのミカタをしてくれた。これは本当にありがたかった。おかげでつなぎ融資が不要となり、その手数料が節約できた。
そして地元地方銀行。
今日、W建設の事務所で、地元地方銀行の担当者と、住宅ローン契約の申込みをしてきた。
土地の決済は終わってすでに返済が始まっているが、今日は建物の分。
このまま順調にいけば、明日の8/11に施主検査。それから手直しや外構工事がはいって、8/31にローンの本契約。9/8に建物決済。9/10には引渡し。9/14にはお引っ越し。
と、まだまだ楽しいイベント目白押し。
フルローンでは諸費用も銀行から借りる必要がある。その場合、通常なら住宅ローンより高い金利で契約する。しかしうちの場合、地元地方銀行のご厚意によりこの諸費用ローンも住宅ローンと同じ金利で借りることができた。
この事実を今日初めて知ったのだが、これもまた追い風。
みんながぼくらの夢の建築を後押してくれてるみたいだ。
そんな感じの印象を受けた、施主検査前夜のひととき。
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