2017年8月17日木曜日

外構〜草虫対策

外構計画でぼくらが真っ先に取り組んだのは、虫の飛来や住み着き、雑草の繁殖をいかに防ぐかということ。

虫や雑草は土を好む。湿った土を、ミクロな有機物に富んだ土を、肥よくな大地を好む。たぶん。おそらく雑草なんかは土がなければ生存できない。ぼくらにできるのは、できるだけ土の面積を減らし、無機質な人工物で覆うこと。

ここはなんとしてもコンクリートの施工面積を多めにしたい。かといって全面コンクリートではコストがかかる。そこで、よくあるコスト削減策としては、道路から見えず美観に影響しない建物の外周を土か砂利敷きとし、道路からよく見える建物前面にコンクリートを敷くパターン。

でもこれ、逆のほうがよくないか。コンクリートでなければならないのは建物外周のほうではないか。

暗く、狭く、ジメッと湿った空間。

に、なりがちな場所だから虫や雑草などの生物が生息しやすいと思う。そしてひとたび繁殖を許すと害虫駆除したり草抜きしたりが大変。狭く湿った空間で腰をかがめて除草作業。

超イヤ。

超めんどい。

つらい、しんどい、想像するのもイヤ。

ということで、外構打ち合わせではそこんところを強調しながら説明。虫や草抜きイヤなんでー、建物の周りはグルっとコンクリートでー、残りは全部砂利敷きでヨロシク。

えっ逆に!?

設計さんにびっくりされてもうた。普通は逆なんだよね。知ってる。でもいいの。うちはうち。よそはよそ。

あとはアプローチに踏石を適当に配置して、車のタイヤが乗るワダチになる部分だけコンクリートにしたらいいやんな。

こうして和栗の外構1stプランが出来上がった。

さらに減額のために改良を重ね、建物の両サイドはコンクリートでなく砂利敷きとなった。

別にふつう。いたって普通。

砂利の部分には除草シートを。

できれば三枚重ねで。

ムリか。ダメなのか。

世界最強の除草シート探さなかん。


つづく。






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【撮影】和栗のお宅訪問