2017年8月20日日曜日

外構〜石木を愛でる

コスト的なことも含めて最終的に外構を誰に依頼するかを考える時期にきていた。

W建設でお願いするか

別の外構屋さんと契約するか

どちらでやっても住宅ローンは使えるっぽいことはW建設の営業さんに確認済み。あとはデザイン提案力と見積り次第だ。

で、詳細は前の記事で書いたから割愛するが近所の外構屋さんにシカトされたから結果的にW建設でお願いすることになるのだが、そのシカトガーデン(仮)との打ち合わせでとても大きな収穫があった。

ひとつは、やっぱり砂利敷きでは駐車スペースとして機能させるのは難しいということ。どうしても沈むらしい。デュポン社は大丈夫って言ってるけど?なんて野暮なことは言わない。ぼくはそうゆうタイプではないのだ。彼らの経験に基づいた的確なアドバイスはしっかり聞く。都合が悪ければありがたく無視する。今回はなんとなく信じた。砂利だけのプランはナシだ。

もうひとつは外構デザイン。駐車スペースは土間コンにするべしというアッチ側のポリシーと、どこかに曲線を取り入れたいというコッチ側の要望をデザインに落とし込む。最高にイカすデザイン。

平面図

ついでに書いとくと、ぼくらもたくさん意見したからね。それもしっかり反映されてるからね。100%アッチのデザインじゃないからね。

雰囲気CG

このパクった外構プラン、現時点で見積り総額180万くらい。ぼくらもだいたいモノの値段がわかってきたからこの金額が高いか安いかくらいわかる。これは、たぶん安い。か、普通。少なくともボッタクリとは言われない額だと思う。

しかしぼくらの中の外構予算150万。あと30万はコストダウンしたいところ。見積りを見ているとオンリーワンクラブというメーカーのモノが高額みたい。石や砂利、ポストや表札までオンリーワンのオンパレード。いっこいっこがいちいち高い。

ぼくらがゴネていると設計さんから提案。

砂利とか敷石ですけど、外構屋さんと石材屋さんに行って直接みて買いませんか。石材屋さんで直接買いつければコストダウンになるかもしれません。少なくとも高くなることはありません。オンリーワン高いですからw

そりゃ願ったり叶ったり。石材屋さんてドコ?たつの市?遠いわ。行くけど。



たつの市の石材屋さんへは車で1時間ちょい。わりと近かった。ついてみるとそこは石のパラダイス。ワンダーランド。桃源郷。まさに石のテーマパークや。打ち合わせ楽しすぎて写真を一枚も撮らずに帰ってきちゃった。ブロガーにあるまじき失態。それくらい楽しかった。

アプローチは白系の御影石とマーブル調のザラザラした石を提案された。御影石はオーソドックスというか和風の敷石としてはよく見るパターン。マーブル調は最近入荷したもので珍しい今までにないタイプ。石材屋さんや外構屋さん、設計さんのプロ集団は和風に寄りすぎないマーブル調がスタイリッシュで和でも洋でもイケててカッコいいと。ぼくもマーブル調に1票。妻はやっぱり見たことないものだから想像できなくて考え込んでいたがマーブル調に決めた。もちろん写真はない。

基本の砂利は黒系でサイズとカクカク感で選んであっさり決定。もちろん写真はない。

駐車スペースの真ん中に横方向に入る短冊石。プランでは細い短冊石が12本となっているが、2.5メートルくらいの延べ石をふたつに割って使うことに。表面がバーナー処理された黒くてがっしりした綺麗な石。値段高そう。もちろん写真はない。

我が家の玄関には地窓があって、地窓の前は土間タイルが貼られていない。そこには真っ白な細かい砂利を敷くつもり。その細かくて白い砂利も選ばせてもらった。大きすぎると基礎コンクリートが見えてしまう。細かすぎると砂みたいに周りに散ってしまう。絶妙なサイズをチョイス。もちろん写真はない。

植栽周りの景石も手頃なサイズをチョイス。色は土に近い茶系を選んだ。プランでは漬物石みたいな巨石がごんっごんっごんっと置かれていたけどコブシ大の石が並んでるなかで時々巨大な石が混ざってる感じがいいねってぼくらの意見。もちろん写真はない。



楽しい石選びを終え、ぼくらが次に考えた減額ターゲットは植栽。シンボルツリーのアオダモ。12万て、たけぇわ。こちらも実物見て選びたいとオネダリ。

外構屋さんに聞くとぼくらの新居からほど近い場所に園芸のお店があってよく買い付けに行くそうな。そこで好みの木を見つけて取り置きしとけば後日見積りに反映すると。一般のひとでも気軽に買い物できるとのことでさっそく行ってみることに。

その園芸屋さんには本当にたくさんの植物があって、観葉植物、盆栽、庭木、みかんや柿の木、ナスやトマトなんかの果物野菜も売っている。温室のような店内を通り抜け、屋外に出るとシマトネリコやら花水木やらオリーブやらヤマボウシやら。人気のシンボルツリーがたくさん植わっている。

灼熱の太陽の下、ジャングルのような庭木の密林を進む。同じ樹種でも大小様々なサイズのものが揃っている。ぼくらが目指すのは妻の身長くらいに育ったアオダモ。プランでは3メートルくらいのアオダモが見積もられていた。

でけぇわ。そりゃ12万するわ。たけぇわ。

カナブンとセミの巣窟と化した密林を勇気を振り絞って進む。そもそも虫がムリというのが我が家の外構の最大のテーマだったけどここはふたりでがんばった。虫にビクつくこと2時間くらい。阿鼻叫喚の中、理想のアオダモと出会った。

どこまでがウチの木?

プランで見積もられていた木がデカ過ぎって思ってたのに選んだのは結局2.5メートルくらいのまあまあでかいアオダモ。幹がスーッと伸びていて、広くのびのびと伸ばした枝に、とても綺麗に葉をつけて。なかなかの凛々しさ。これに決定。

このアオダモが2.5万円。これが工賃込みの見積りでどうなるか。この辺の金額が赤裸々になっちゃうからたぶん普段は施主に植栽の買い付けをさせることはないと思う。

設計さんと外構屋さんに感謝。



つづく





0 件のコメント:

コメントを投稿

【撮影】和栗のお宅訪問